A&K STW検証

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
昔からあったはずなのに、正規ルートで日本に入ってこなかった、A&KのSTWを検証します。
これはいわゆるトレポンシステム搭載しているもので、普通の電動ガンと構造が違います。
店長が思っているトレポンの定義
・実銃に近い操作感
・セクターギアの停止位置がいつも同じ
・電子制御
・細いグリップ
・電圧に低いバッテリーは認識しない

こんな所でしょうか・・・で、今回は先行してM4RISが入ってきましたので、見ていきましょう。
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箱・・・素朴に段ボールにシールのみをイメージしていましたが、日本仕様?なのか「将軍」wwと書かれています。
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中身です。
本体+マガジン+フォアグリップ+BBローター+レイルカバー+BB弾+クリーニングロッドが入っています。
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フロント周りです。
フロントサイト下部に、スリングベイが着いています。反対側にはフラッシュライトをつけれそうなくぼみがありますが・・・
で、レイルのエッジも立っていますし、レイルナンバーも振られていますが・レイルの間から除いているシルバー色がきになる・・・
あと朗報としては、ハイダーが14mm逆ネジwwトレポンは22mm正ネジとかの鬼畜仕様だったようなwwDSCN1415

レシーバー右側です。
普通ですね。。ちなみにトレポンはチャージングハンドルは、1cm位しか引けません。
しかもダストカバーもオープンになりません。手動で開けますw

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左側です。
コルト刻印と怪しいシールが目立ちますね。
コルト久コインの方はたぶんUSかUSAを隠してるのかとww
セレクター前方も同じかなw
首回りの剛性や、レシーバーのつなぎ目の剛性等はしっかりしています、グリップも細くああぁトレポンだなぁって感じですね。
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・・・ラージコネクター??
うーんこのwって感じです。
とりあえず無難にミニコネクターに変更ですね。本当はT型にしたかけどwDSCN1422
ストック内です。
なかなか広いですね。
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なんとこんな所に、ET-1の312Sの11.1vバッテリーが入るではないですかぁwこれは嬉しい!

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ちょっと固めのテイクダウンを解放するとギアが見えてきます。
システマ系と同じですかね。。セミやフルで撃っても歯切れ良く回ります。
ギアのエッジの綺麗ですし、異音も特にはないですね。

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シリンダーです。
これもシステムと同じ感じですね。
ピストンギアは全て金属で、2枚目を削ってトラブル軽減加工をしています。DSCN1426
ノズル周りです。
トレポンは構造上タペットプレートが無いので、給弾システムが違います。
まあ見た目は問題ないですね。

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弾速がまあまあ個体差があり87m~92m前後なので一度分解して調整します。
何個かはピストンヘッドのOリングが原因で給弾不良を起こしている個体もあったので、Oリング交換と加工で調整します。
スプリングは電動ガン用をカットして使えそうですね。
今回は台座を着けて処理しました。

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嬉しいことに、HOPup調整がダイヤル式ww
どうしたA&K!使い手にやさしいぞww

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グリップエンドです。
トレポンによく見られる光景ですねww

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チャンバーとバレルです。
相変わらず太いバレルで、電動ガンとは互換はないですね。
加工すれば使えそうですがww

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パッキンは電動ガン用を加工すれば流用できます。
純正もそれほど硬くはなく良いとは思いますが、とりあえず交換!

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バレル長は385mmと言った所でしょうか。
とくに歪みもなく問題無いかと。

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こんな感じで、パッキンを交換して汚れをふき取り装着して完成です。

今回のA&KのSTWなのですが、基本的にはシステムのコピー品で、ハイダーやHOPのダイヤル等を良い方向に改善していますね。
出来としては、個体差はまあまあありますが、整備してしまえば普通に使えるものです。
当社では弾速を92m~94m程度に調整し、連射速度は、9.6vニッスイで、10発/s程度、11.1vで12発/s程度とまあ実銃並です。
今回は、A&Kなので、「大丈夫なのか?」と内心どきどきしていましたが、思った程ひどくはなく、流用パーツも使えそうなので、なかなか
良いかと思います。