AY製 ASW338LMカスタム

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
本日は、ポテンシャルを秘めていそうなスナイパーライフルをカスタムしてみます。
この338LMは、VFCより発売されており、10万以上と非常にお高いw
特徴としては、カーボン調(VFCもカーボンではなくシールです)のハンドガードと、ごついストック周りでしょうか。
AY製は定価がVFCの半分以下と非常に消費者に優しい仕様ですが、すごく地雷臭もしますねw
VFCをカスタムした時のイメージとしては、とにかく分解するのがめんどくさいって感じで、いろいろと外さないとシリンダーすら
抜くことが出来ない仕様でした。

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ハンドガードとストックが特徴的な今風のスナイパーライフルですね。レールは4面あります。

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ボルトは大口径で引きやすく、トリガーも軽い部類です。
グリップの底のネジを緩めると前後に位置を調整できます。
APOの刻印が入っていますが、正規かどうかは不明。。。

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トップレールは、一枚物で、ネジ止めされています。
ホップアップ調整は、T2の六角で、トップレールの穴から調整します。
スナイパーライフル系では、結構六角のネジで、ホップアップのアームを押す仕様の物が結構ありますが、注意としては、ミリ単位で変化するので、一気に回しすぎないことw

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ストックは、左側に折りたためます。一応右撃ちなら使えますね。
ストックは、チーク、前後・上下と調整可能です。

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まずは、トップレールを外していきます。
兎に角ネジが多い。。。。あとホップアップ調整のイモネジも外します。

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トップと両サイドにあるネジを外します。

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つぎに下部にあるボルトを外します。
先端側が、ハンドガードスペーサーを固定しており、これを外すと前方へ引き出せます。
後ろ側が、レシーバーとストックを固定しているボルトになります。

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グリップを外したら、トリガーの奥にもボルトがあるので、外します。
注意ですが、ここのボルトを締めすぎるとシアーが落ちない等のトラブルがあるので、あまり締めすぎないようにしてください。

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これでアッパーレシーバーが外れました。

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シリンダーのロックピンを外します。
硬いので、プラハン等利用してください。

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BB弾のルートですね。
東京マルイのL96のシステムをそのまま利用している感じです。

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特に可も無く不可もなく。。。。
この仕様は、マガジンの位置を実銃の様にトリガーの近くに持ってこれる特徴があるのですが、メンテナンス性は最悪です。

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BB弾をルートからチャンバーに送る装置です。
これがあるので、普通のボルトアクションの様にシリンダーを簡単に抜いてクリーニング等ができませんw

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トリガーユニットです。
うーんよく見る形ですw
意外にもトリガーの引きしろを調整する機構が着いていましたので、調整します。
あと、シアーが鋳物だと思うので、スチールに交換します。

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内部構造です。
VSR10系と同じです。
ファーストシアーは、特に怪しいところは無かったのでそのままにします。

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上が純正シアー
下がVSR用のスチールシアーです。無加工でつきそうですね。

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交換完了!
ここさえしっかりしていれば、壊れにくいです。

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意外にもピストンは、樹脂ではなく、アルミ製です。また、スプリングガイドも金属製ですね。
なかなか良い感じです。
シリンダーもアルミです。
今回は、バネがカットされて無かったので、Oリング交換をして、ガイドをかさ上げして初速調整を行います。
チャンバーの写真を撮るのを忘れてました・・・・
至る所のネジが緩いので締め直しと、パッキンの交換・また、押しゴムがなく、樹脂のアームで直接おさえる方式なので、削って調整をしました。
こういったボルトアクションは、最低限の構成で、試射が出来るので、調整が電動ガンよりやりやすいですね。
初速は0.2gで96m/s前後で安定しています。

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