
今回は実銃パーツメーカーBCMライセンスを取得しているVFC製のMCMRを見ていきます。
ハンドガードやストックを見れば、あぁぁぁとなるメーカーと思います。

いきなり分解で申し訳ないのですが、面白いのがグリップのモーター収納部分
外ぶたのロックのみで、固定している新しい感じのグリップです。
工具は一切必要とせずモーターを取り出せます。

モーターは、トルクは無いですが回転数はまあ普通より少し早い程度の無印です。
7.4vで15発/s程度のサイクルは出しますね。

メカボックスですが、Avalon系のメカボックスです。
ノーマルの発射音が大きいと良く書き込みされてますが、原因はこのアルミのシリンダーです。
アルミシリンダーとヘッドのOリングが擦れる音がしますので、解消するのはシリンダー交換が必須
8mmのベアリングが付いていますが、他のメーカーよりは持ちは良いですが、定期的にグリスアップ出来ないのであれば交換しておくことをおすすめします。
中身ですが、VFCのビラーゴシステムが入っていますが、最初に試射した時に今までより撃ち味が良かったので「おっ!アクティブブレーキ付いたか!」と思っていましたが、付いていませんでした。
このシステムはバースト設定の他に、自動でプリコックする仕様ですので、収納する時は、フルで撃ってプリコックを解除する必要があります。
また、サイクルを上げるとすぐにダブルタップになるので、ハイカスタム向きではありません。
ピストンは、半分がメタルとなっており、2枚目も元も削除されています。
ヘッドはメタルですが、Oリングは当たり外れあり。
このビラーゴの悪い所は、配線が、上側に付いているので、外すとなると配線も外さないと行けないと言う苦行が待っています。
センサーは光をつかっており、セクターギアを感知しています。
セレクターはスイッチです。
インストールツールの差し込みがあるので、verアップできそうなんですがね
アクティブブレーキとプリコック調整が出来れば非常に良いのに・・・
ちなみに以前1回だけトラブルがあり、何回やってもバーストから元に戻らない症状があり、色々調べて居ましたが、充電量が少ない・もしくはバランスが取れてないとおかしな症状が出るみたいです。
時間を空けて満充電しているバッテリーをつなげば直りました。
プリコックの位置です。
なかなかの位置で止まっていますが、これが害悪なのか、サイクルを上げると駄目になります。(18発sでも危ない感じ)
モーター回転数です。
机モーターと言うゴミモーターが大体3500回転前後、マルイのEG1000が当たりで6000回転ぐらいです。
2vで検査しています。
今回は、エアノズル交換とOリング交換・シリンダー交換をして調整しました。
それだけでも十分遊べる重になります。
Mロックハンドガードカバーが、かなり主張しておりますw
個人的にはこのストックは・・・ですが、使い勝手は良いかと思います。
後ろのピンを両方から推したら展開してバッテリーを収納できます。
外すときは少しめんどくさく、ストック調整するレバーを押し込んだ状態で穴に棒などをさして、下に引きながら引っ張ると外れます。
最近のグリップは、片手で保持できるように立っている物が多いですね。
至る所に「BCM」刻印があるので、結構所有欲は満たされるのではw
コメント失礼します。バーストから元に戻らない症状について詳しくお聞きしたいのですが、セミフル両方でバースト後に2回のビープ音がするようになっていましたでしょうか。手持ちのバッテリーでは満充電でも回復しなかったので症状をお聞きしたいです。
お世話になります。
ASTER搭載型かと思いますが、バージョン等により異なりますので、なんとも言えないですが、カットオフ検知エラーの可能性があります。
アプリに接続すれば、エラー内容が解るかと思います。
返信ありがとうございます。
初期のMCMRでこちらの記事同様にvirgo搭載モデルとなります。同じような不具合で悩んでいる方が多いのですが解決策がありませんでした。やはり基盤交換しか無いのでしょうか…
お世話になります。
virgoシステムの個体なんですね。
このシステムは、自動プレコッキングが付いているのですが、アクティブブレーキが付いてないと言う、開発途上のシステムです。
基本的には、フルオートは、プレコッキングしないので、上手くピストンを上死点で止めれば、リセット出来ます。
解決策としては、基盤交換が1番ですが、スプリングレートを上げる等負荷を掛けることで軽減はできますが、費用対効果を考慮すると電子基板交換が1番かと思います。