
今回はS&Tの64式の最新G3を調整します。
G3はマグネット制御式の電子トリガーを内蔵しておりノーマルでも割とキレのある撃ち味が特徴です。

現在で64式を出しているメーカーはS&TとG&Gしかなく、欲しい方には選択肢が少ない銃ですね。
S&Tは割と明るめのリアルウッドと太いグリップが特徴です。
刻印は割と深く入っており、存在感があります。
0.2gと7.4リポの初速とサイクルです。
もっさりとした感じはありますが、数値的には普通に使える電動ガンですね。
まずはストックを外す為、このネジを外します。
外れを引くと最初からネジが舐めていると言う個体もいくつか確認していので、舐めてた場合は交換しましょう。
マガジン口にあるピンを外すとアッパーが前方へ外れます。
上下の分解は結構簡単ですね。
初めて分解したのですが、既に皮膜が破れております。
またセレクターは分解する必要はありません。
トリガー前方にあるピンを抜くと斜め前に抜けるのですが、モーターがフレームと干渉して抜けにくい場合がありますので、強引に抜かないように。
オリジナルのメカボックスですが、注意点としては、モーターホルダーが片持ちなので結構簡単に折れたりクラックが入ったりしますので、注意が必要です。
少し加工すれば、LCTやARESのver3用のモーターを付けることができますので、そちらの方が剛性は高いです。
QDスプリングになっており、ストックを外せばアクセスできますので、便利です。
なお、純正は短く硬いスプリングが使われています。
あとはネジを外していくだけ
グリップを付けているネジなんでそらもうめちゃくちゃ舐めてますよww
開けると相変わらずのグリスの感じと、小さい基板が見えています。
ますば、固形化しているグリスを取り除きクリーニングをします。
バリも結構ありますね。
マグネットの関知がセクターギアの下側にあり、センサーも当然下側にあります。
ARESのコピーではありません。
ギアを交換するとなると埋め込みに少し手間がかかりそうですね。
マグネット関知は非接触(まあ当然だけど)トリガースイッチは物理スイッチとなっています。
スイッチ自体もプラスチックなので少し不安要素ありますね。
セレクターはカットオフを利用しての非接触型。初めて見るとカットオフあったっけ??ってなります。
メカボックスの方は、ギア加工とスチール歯ピストンなどを入れて、調整を済まします。
続いてチャンバーなのですが、まずはハンドガードを外して、リングを外さないとアクセスできません。
メカボックスは簡単なのにチャンバーは面倒くさい
S&Tでは結構よく見る感じの夏で、アウターに付いているイモネジを外すと抜けます。
デロデロなので、もちろんパッキンを交換します。
今回はパッキンを交換して、0.5mmのゴム板を間に挟みました。
そのままだと鬼ホップになるので、樹脂の押しゴム的な奴は少し削って調整で終わりです。