最近の海外製の電動ガンは箱だしで使えます。
一昔前なら、通電したら喜ぶレベルでしたが、今では弾が前に出た上に初速が高い!ときたもんです。
で!今回はS&Tのスポーツラインを少しカスタムします。
スポーツラインの特徴は、樹脂フレームが使われており、内部に種類により疑似ブローバックがオミットされていたりと少し廉価な感じです。
元々G36は樹脂フレームなので、スポーツラインでもそれほど違和感はありませんよね。
標準でスコープが付いているのですが、アイレリーフが短い!
分解方法は、
1.ピンを抜いてハンドガードを外す
2.トリガー上のピンを抜いてマガジンフォロアーを外す
3.グリップ上のピンを抜いてロアレシーバーを外す
基本的にこれで、ある程度の分解が出来ます。
7.4vでこのぐらいのスペックです。
普通にゲームに使えるかと思います。
精度に付いては、個体差がありますが、この個体はホップが掛かったり掛からなかったりと散る感じでした。
ハンドガードを外したら、このピンを抜きます。
ピンに付いているクリップの上から叩くとクリップが外れてしますので、注意してください。
チャンバーを前方へ押した状態で、ロアレシーバーを下に引き下げると簡単に外れます。
前方敗戦ですが、M4の用に苦行では無いので、簡単です。
取り出したロアレシーバー
QDとアルミシリンダーと、ボルトリリースがアクティブになっています。
このピンとグリップ下のネジを外して、斜め上方向に引き抜くとメカボックスが取り出せます。
メカボックスはver3です。
イモネジを外すとリリースボタンが外れますので、外します。
スプリングが付いているので無くさないように。
スプリングを抜きます。
QDは本当に整備性が良いですよね~
初めてみる人は唸るでしょうが、私ぐらいになると、もう通常運転です。
この状態でも普通に動くのですよ。
グリスは取り除きますが、めちゃくちゃきれいにして油分を無くすのはあまり好みで無いので、酷い場合を除いては基本手作業で拭き取っていきます。
こんな感じ。
ピストンレール周りは少し磨いています。
ギアは少し加工した状態で、シム調整をして、タペットプレートも少しカットします。
このシム調整は、手を入れる人によって色々な見方があると思いますが、時間さえ掛ければ、誰でも出来ます。
上がM90スプリングで下がノーマルです。
短いから駄目って事は無いのですが、今回はセクターギアをカットしたので、交換します。
こんな感じで仮組立しました。
続いてチャンバー周りです。
アルミバレルが入っているので交換します。
こんな感じで、ホップの調整もします。
何故かG36は鬼ホップが多い感じがします。
アーム加工をするか径の小さい押しゴムを付けると改善する場合があります。
これで一度組んで試射。
なんか安定しないのでチェックします。
色々調べてたのですが、結局はチャンバーが割れてましたww
S&Tのチャンバーはオリジナルで、汎用のチャンバーとは少し違いがありますが、少し加工すれば汎用チャンバーで代用可能ですので、交換することにします。
結果はこんな感じで、弾道も安定しました。
G36はM4やAK勢に押されがちですが、バリュエーションも豊富で、汎用性も高いので、おすすめの一品です。
ちなみに私は、SL9とVを持っています!