
今回はICSのSG551をカスタムします。
このSIGは今流行のザウワー系ではなく、スイスSIGとなり、550等が有名ですね。
スイスは山岳地帯の為、山の斜面から斜面を狙えるように5.56mm弾の中では命中精度が良いモデルとなっています。
これを特殊作戦用に短くしたモデルが551シリーズとなります。

折りたたんだ状態で収納されております。
セレクターはアンビ仕様、マガジンリリースはトリガー前方にあるので左右どちらでも使えます。
ハンドガードは上下分割式で、ここにバッテリーが収納されます。
レシーバーは上下ともにアルミでしっかりとしており、トリガーガードも分厚い手袋着用時に転回できるようになっています。
ハンドガード上部を外しました。
割と広い感じで、無理にバッテリーを入れる必要はありません。
マガジンは多弾マガジンが2個附属しており、実銃同様連結可能です。
マガジン自体にクリップが付いており物理的には無限に連結できますw
初速は0.2gで約80m/s程度です。
サイクルは14発と最近のノーマルにしては少し高いですね。
アッパーレシーバーをこのボタンで分解することが可能で、メンテ製は良い方です。
メカボックスはVer3ですので、共有部品は多いです。
トリガーガードを転回した状態です。
寒い地方ならではのアイデアですね。
セレクターはアンビとなっており、下からセフティ/セミ/フルとなっています。
モーターはICSの無限のミドルが入っています。
注意が必要なのは、モーターはロングでもショートでもなくミドルです。
分解はさほど難しくなく、ストックとグリップを外すとこの状態までなります。
ただ組み込む時は、ストック→グリップの順番は必須です。
イモネジをセレクターを外すと、基盤が出てきます。
ICSの良いところはここの剛性が高いです。
他のメーカーは、ここを亜鉛などで作っており、緩くなったりします。
反対側にはクリック感を出すためのスプリングとピンが付いています。
セレクターには、合わせのマークが付いておりますので、戻す時は楽ですね。
こちらも合わせマークあり。
配線の引き方が少し独特なので、覚えて置く必要があります。
別の引き方をすると結構大変なので、同じようにするのがベター
メカボックス内です。
適度なグリスが付いており、飛び出してくるパーツはありません。
品質が低いメカボックスは、逆転防止ラッチとトリガーが基本外れてしまいます。
TITANを入れて、調整中
TITANはセクターギアを関知するため、ASTERより細かい制御が可能です。
ピストンは1枚歯のみ金属です。
2枚目はカットします。
ヘッドに付いては、Oリングを交換して気密を上げておきます。
組み込みはこんな感じです。
さて、注意するとこがここです。
セレクターの反射版を貼るのはまあ普通なのですが、このままだと、不具合がでます。
裏のこの部分も貼っておかないと、途中でセンサーが反射しなくなり設定がおかしくなります。
AKの用にセフティから最後のセミまで、センサーに反射版が当たるのであれば良いのですが、特殊なセレクターの場合はこう言う処理をしておかないと、上手くセレクター設定が出来ません。
続いて少しエア漏れがあるのでパッキンの交換をしておきます。
これで今回のカスタムは終了です。
最近はM4系とAK系に大きく分かれていますが、コア層のSIGはいいですぞ~
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