S&T P90ストライクヘッド カスタム

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
本日カスタムするのは、P90です。
P90と言えば、店長ぐらいの年だとペルー大使館事件とかが思い浮かべるかと思います。
このP90は特殊な弾丸5.7×28mmを使用しており、サブマシンガンカテゴリではなく、PDWに属する。
ライフル弾をそのまま小さくしたような形状をしており、貫通力に優れ、重量がさほど重く無いので、人体に入ると中で暴れるなかなかえぐい弾丸です。
また、p90とセットで、ファイブセブン拳銃があり、同じ弾薬を使用する。
面白いのはこのファイブセブンは拳銃なのに200m位飛ぶww
で、今回は、CQC等で脅威になる程度にしたいので、11.1v仕様で、30発~35発程度の連射速度と90m/s以上の初速を狙っていきます。

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P90は基本ネジ2本外すと、メカボックスが取れる素晴らしいメンテナンス性能をしていますww
メカボックスです。
まあ普通ですね。配線は少し太めで、ヒューズも25Aが入っています。

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中身です。
すこし暗くてごめんなさい。
ただ、みてのとおり、ブルーのグリスがべったり・・・CYMAの工場で製造しているのかな。
特徴は、スパーギアの軸受けがトンプソンと同じ形状になっており、これを逆にしたらトンプソンのスパーギアが入り、連射速度を遅くできるw
まあ、あまり意味はないですがw

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カットオフレバーです。
少しスプリングを伸ばしてやることにより、反応が少し早くなります。

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クリーニングして、バリ取りをします。
久しぶりにバリがばりばりあるメカボックスに合いましたw
強度とかは、マルイよりは良い感じです。

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光を当ててみました。
ピストンレールは入念に磨きます。

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軸受けを接着剤で止めて、メカボックスと調整していきます。
粗悪なメカボックスは、軸受けが浮いてしまい。
シムを入れるどころか、ギアがキツくで回らないのもあります。

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今回は、ダブルセクターギアを組みますので、必要の無い歯はカットします。

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仮組です。
何回か組み直して調整するのですが、ハイサイクルで注意する所は、もちろんピスクラ等のクラッシュもそうですが、給弾とピストンの動きを考えることが重要です。
ギアが回転してから、ピストンとタペットプレートの動きを計算して、調整していきます。

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完成したP90です。
昔は、ライラクスから出ていた高価なパーツを組んで仕上げていたのに、今では標準で装備されている、良い時代になりましたねw
私もP90持っているのですが、このM4マガジン仕様にはしておりません。
なぜかと言うと、左利きには厳しい仕様だからですw
左で撃つとそらもうマガジンが邪魔ww

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肉たたきにも使えそうな先端部w

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トラッキングシューズの底みたいな感じです。
さてさて、いろいろ調整して完成した状態ですが、0.2gBB弾で、96m/s程度でており、思ったより高い!
連射速度は、11.1vで34発前後で7.4で24発前後と想定内の仕上がりです。