
よくAKをご購入されるお客様から、「E&LとLCTどっちが性能よいですか?」と聞かれますが、箱出しなら圧倒的にLCTです。
しかしE&LはDXバージョンと言う、パーツが豪華な所は捨てがたいみたいですw
さて、今回はE&LのAKS-74Nをプチカスタムしたいと思います。
ちなみに,7.4v 0.2gで試射したところ初速81m/s 連射10発/sとまあこんなもんか・・・と言う感じです。
今回は、ゲームに使用しやすく、尚且つ、出来るだけコストを抑えたカスタムをしたいと思います。

E&Lは、こんな感じで収まっています。
昔は、ぎとぎとのオイルまみれだったのですが、最近は綺麗ですね。
さて分解手順は省きますが、以下で簡単に分解できます。
1.トップカバーをボタンで外して、チャージングハンドル一式を外す
2.サイト下にある六角のイモネジ2本を緩める
3.チャンバーとメカボックス、チャンバーとフロント周りが結合されているネジを外す
4.フロント周りを引き抜く
5.チャンバーをメカボックス上の方向へ引き抜く
6.セレクターのネジをプライヤーで緩め(専用工具がありますが、多少の傷は付きます)セレクターを外す
7.グリップ下のネジを取り、グリップを外す
8.メカボックスをレシーバー上方へ引き出す
こんな感じでメカボックが現れます。
相変わらず粉っぽいですw塗装がダメなのかな?
8mmのボールベアリングやテフロン線みたいな配線がDXですww
さくっと中身w
やっぱり粉っぽいw
あと、シムがなんか太くでたくさん入ってますね。
この当たりの適当感は海外w
塗装による空気混入でのでこぼこが沢山あります。
基本的には、スパーギアが干渉する周辺を綺麗にすれば問題ないです。
こんな感じで、磨いていきます。
磨き過ぎると、シリコン等が癒着しにくいので、綺麗にしすぎないことが大切です。
ちなみにシムw
太いwww
シム調整は負荷掛かりまくりのキツイ感じでした。
スパーギアは、ギアの角や面を少し落としています。
ギア鳴りやかみ合わせを良くする為です。
タペットは、一応ハイサイクル用に加工しました。
ディレイヤー(タペットを押す部品)との関係をみながら、タペットが上死点から戻る迄を早く、そしてスムーズにしていきます。
ここがハイサイクルなら、さらにタペットが後退する間隔も調整する必要があるのですが、今回は必要ないです。
各部加工が終われば、仮組して、各部調整をしていきます。
このときに、トリガーが自立してくれるのが本当にありがたいですW
残念メカボックスは、指で押さえておかないとすぐ旅立ちますW
つづいてチャンバーです。
このまま使おうかと思ったのですが、覗いてバレルの歪みを見ている時になんか違和感があったのでバラしますW
チャンバーブロックは良い出来かと思います。
すこしオイルが多い感じはしますがW
違和感の原意はこのパッキンです。
入り口がバリだらけWW
バレル自体は良い感じでした。
バレル長は470mmと個人的には好きな長さの範囲ですねw
中距離以上の戦闘距離(30m以上)の場合、バレル長が370mm程度を越えていないと散りやすく、初速が落ちやすい気がするぅぅぅwww
完成!
スペックは、0.2g 7.4vで、初速95m/s 連射19発/s位になりました。
扱い易く、中長距離から制圧射撃までこなせる銃になりました。
最近は、計画的に作られたフィールドが多く、戦術的に制圧射撃が必要な部分があります。
その時に必要なのが連射速度と継続時間とあとは、実は「音」なんですよね。
実戦でもそうなのですが、「音」による恐怖心と言うのは意外とあって、古来より弓や投石が火縄に変わった原因の一つとも言われています。
ですからあえて爆音っと言うのも実は有りかと思いますw