
今回は久しぶりに入荷したリアルソード製のtype56-2を調整します。
リアルソードと言えば、過去に中国軍の訓練用等に提供した話しがあり、リアルな造りが売りのメーカーですが、活動状態が不明で商品の供給が不安定な所でも有名です。
基本的にフレームや部品はスチールが多様されており、油の付着が多いです。
中国軍の56式2型の事なのですが、版権問題でtype56-2となっています。
中国が作ったAKで、弾も7.62×39を使用します。
この2型はフォールディングストック化などされており、より先鋭的になっているモデルです。
フロント周りはAK47そのものですね。
アウターバレルはスチール製
まず殆どのAKの分解方法が、このイモネジをハズしてフロントを抜くと言う所からになります。
一部のメーカーを覗いて、ボルト口よりL型の六角レンチで外します。前側はリアサイトを外すと上からアクセスできる物もあります。
通常T2型なのですが、リアルソードはT2.5とワンサイズ大きいイモネジで固定されています。
インナーバレルは、真鍮製で、特に変な歪み等はありません。
ブレているすいません。(撮影用のコンデジが調子悪い)リアルソードの素晴らしい所の一つであるセレクターの精度。
ぴったりと収まっていて遊びがありません。
その他メーカーは、ほぼここに遊びがあり、その結果セミ/フルの切り替えに影響がでる場合もあり、ここの遊びを無くすことはAK系の課題でもあります。
セレクターとこの噛み混みに遊びが多いと、セレクタープレートの動き量が少なくなり、セミ/フルの切り替えが上手くいかない場合が多いです。
メカボックスです。
流石にメカボックスはスチール製ではありません。
個人的には、このセレクターの切り替えギアをスチールで出して欲しいw
モーターはリアルソード製のハイトルクが入っています。
通常と違う所は、配線のルート確保の突起があるのと、セレクタープレートで通電させている所ですね。昔の電動はこのようにプレートで通電のオン/オフをしていました。
無くなった理由は多分コストカットかな・・・
中身です。
スプリングが半分ぐらいにカットされている以外は普通です。
ギアはハイトルク系ギアが入っており、逆転防止ラッチが、外から解除できるレバーが付いてますね。
ギアですが、ノーマルギアの中では品質は良く、バリや変な掛かりなども有りません。
ピストンは、少し幅広のラッチ(ギアがハイトルク系の為)になっており、高材質の樹脂で成形されています。
今回は、クリーニングとシム調整・Oリング交換とスプリング交換をしての初速調整のみをしましたが、ノーマルでも流石リアルソードと言えるぐらいの品質ですね。
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