
今回はICS製のARKをちょこっと調整していきます。
ICSと言えば、テイクダウンできる上下分割式メカボックスが有名ですが、これはAKタイプなので通常のV3メカボックスです。

色は黒とDEがありどちらもいい感じです。
今回は黒

AKの分解定番としてはトップカバーと取り外し、ボルトユニットを抜きます。
この辺りは同じです。

ボルト一式です。
ペラペラ物ではなくしっかりとしており、剛性もあります。

続いて、バレル周りをはずします。
ここはメーカーによって色々違うのですが、このモデルは下にあるネジを抜きます。

続いて、ハンドガードの上部を外します。
外し方は通常AKと同じで、アームを上に回して押さえが内位置で上に抜きます。
そしてここのロアを押さえているレバーを回してフリーにします。

ハンドガードが外れたらこのネジを外します。

これでフロント周り一式が前方へ抜けます。

セククターはマルイ系のカバー式になっているので、細いマイナスとかでカバーを外すと、ネジが出てきますので、外します。
基本的にAKはセフティーの位置で行います。
理由はセフティーの位置以外だとセレクターのギアがフレームに干渉してメカボックスが抜けない場合があるからです。

グリップを外すと上にメカボックスを抜くことができます。
通常のv3系列ですが、セフティーに入れたときにピストンをリリースする機能が付いています。
優秀w

90度に折れたピンも優秀。
通常は力業で曲げられているので材質が弱いと折れます。

セレクターギアも外します。

固着したグリスもなく、至って健全ですね。

ピストンは後方吸気型ですが、エア漏れが少しありOリングを交換することで改善しました。

クリーニングした後、再度グリスアップをして気密確認しながら組み込みます。
トリガーユニットやラッチが飛び出さないのは優秀なメカボックスの証拠です。
とあるメーカーだと、トリガー周り、ラッチ、タペットが押さえてないと外れるのがあります。
これにQDでは無かったらもう大変

あとは組み直して完了です。
交換パーツはOリングのみですが、一度分解して洗浄・再グリスアップ・シム調整をすることで良い結果が得られる場合が多いです。
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