東京マルイ G36スタンダード S2ハイカスタム

こんにちは、香川県のエアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
今回の依頼は、なんか久しぶり!な東京マルイのG36スタンダードモデルをS2のハイモードでカスタムしてみます。
お客様からの要望は予算内での「ハイサイクル」と「精密」と言うなかなか難しい注文WW
いつものごとく、まずは現状チェックです。
初速82.6m/s 連射15.2発/s ・・・まあこんなもんですかねw
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まあ詳しくは、写真撮りませんが、G36は基本的にはメンテナンスしやすい部類です。
トリガー前のピンで、マガジンアダプターがハズレ、トリガー後方のネジ2本と、ストックの付け根の貫通ボルトを外すとメカボックスが外れます。
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うーーむ久しぶりのプラスチック軸受けww
あと何ともいえない、強度不足感たっぷりのメカボックスww
海外勢のがんばりがすごいのか、マルイが怠惰なのかは分かりませんが、メカボックス自体は、既に海外勢の方が努力の跡が見受けられます。
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ん、モーター半田付けされてる。。こんなやっつけ仕事だっけ?
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早速ばらしました。
ギアは鋳物、軸受けはプラスチック、所定の位置のバリ、あとこのメカボックスには、スパーギアの所と、ピストンのレールにキズがありました。
私が品質の良いメカボックスと判断する一番の所は、組み付ける時のパーツのはまり具合です。
このVer3モデルだと、劣悪だと、トリガーが手を離せば飛んでいき、逆転防止ラッチは、押さえていないとびよよよん!、スプリングガイドは、テンション掛かると、がたがたでスプリングが暴れるww
もう番線等で縛りまくりの大苦戦ですww
その点マルイのメカボックスは、素材はあれだけど、品質は良いですね。
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はい、全部外して、洗浄して、バリ等を研磨しているところです。
トリガースイッチは、FET組み込むので、配線交換して取付済みです。
この後、企業秘密なので、画像はお見せできませんが、
・メカボックスの研磨
・メタル軸受けを接着し、ハイスピードギア加工(ここ重要)
・シム調整(ここである程度の連射速度が決まってくるw)
・強化ピストン・ピストンヘッド、耐圧シリンダー等調整しながらつけていく
・そして閉じる。
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で、完成したメカボックスです。
やはり、肉厚が薄いのと、素材の質感がwww
まあでも、パワーは規制されているし、40発オーバー目指すのでは無いので、メカボックス破損はあまりないかと思います。
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そして、てきぱき組み込んで行きます。
今回は、11.1vではなく、7.4でのレスポンスと連射速度をイメージしてのくみ上げです。
また、M4のマガジンが使用できるアタッチメントもつける予定です。
全体画像とるの忘れました!すいません。
完成後、100発ほど試射をして、一度分解して、クリアランスを調整して、再度くみ上げて終わりです。
7.4vで、初速94.2m/s 連射速度 26.8発/sとなかなか良い感じに仕上がりました。
たぶん11.1vで回すと、40発台出ますねww