SVDドラグノフは非常に人気がある商品ですが、SVUは人気が今一なのはなぜか?
それはですね、性能がかなり低いからですww
SVUは、もともとロシアの特殊部隊からの要望がヘリ等の移動の際に邪魔にならない長さで精度が欲しいと言うコンセプトからプルバップになりました。
何回か挫折するもマズルブレーキ等の改良により採用となり、そのなかでも「緊急時以外フルオートの使用を禁ずる」と言うのがなんかかっこいい。
で、SVUなのですが、現在流通しているのではAPSの電動しかありません。
外観は非常に良く出来ておりかっこいいの一言なのですが、中身がさっぱり・・・初速は0.2gで81m/s程度とまあ普通なのですが、レスポンスが非常に悪く、電動ハンドガンを撃っている感じになります。
このサイズでそれはちょっと使い物になりませんね。
今回は、公開はしておりませんが、いろいろなカスタムをした中でもトータールバランスが良いものをご紹介します。
もちろんこのカスタムが最高ではなくコント面も考えてこれが最適と言う仕様です。
バイポットとマズルブレーキは標準装備で、チークピースも付いています。
しかしチークピースは固定。
機関部等は、SVDなのですが、ブルパップ化の為、トリガー位置が前方に配置されています。
ハンドガードもSVDと同じ形状です。
マズルブレーキです。
実銃はこのマズルブレーキのおかげで、反動が50%近く下がったとかww
バイポットは、ロシア系でおなじみのクリップで2本を固定しています。
ガスチューブ等もSVDと同じです。
セレクターは三段階ですが、一番上と真ん中はセミオートで、一番下がフルオートです。
セフティはトリガーの近くにあるクリップを押すことによりトリガーがロックされる仕組みです。
反対側です。
白いマーキングと、シリアル番号が目立ちます。
ストック・チークピースともに固定式
マガジンを装着した状態です。
マガジンは、RS系のマガジンですので、中身はSYMAです。
グリップはSVDより持ちやすい感じで、トリガーもブルパップの割には軽いです。
まず、このレバーを下げてカバーを外します。
そして、ボルトスプリングとボルトを外します。
ここまでは、CYMAと同じ。
セレクターレバーを外して、アンダーカバーを取ります。
ピンを抜いてメカボックスを固定しているネジを外します。
次にバレルを外すので、アウターバレルを外します。
トリガーガード前のネジを外します。
側面のネジを緩めると抜けますので、前方へ移動します。
このとき完全に外すとスプリングピンが飛び出しますので注意して下さい。
この状態にするとセフティのピンも抜けます。
次にリアサイトを外します。
スプリングでテンションが掛かっていますので、なくさないように。
メカボックスを取り出しました。
CYMAドラグノフと同じです。
トリガー周りはブルパップなので少し違いますが。
セミ・フル切り替えの機構です。
これも外します。
メカボックスの後ろにある穴にピンをいれて押すと、ピストンがリリースされます。
中身です。
CYMA程ではないですが、グリスがべったりと付いています。
軸受けは接着されていません。
とりあえずクリーニングして、軸受けを背着します。
この軸受けはグリスが溜まる用になっているのですが、ハズレを引くと、精度最悪ですww
盛り上がりが半端ないw
今回は、11.1vのレスポンスを利用したいので、セクターギアを19枚⇒11枚までカットします。
全部カットするとスパーギアが掛からないので、慎重にカットしていきます。
次にピストンですが、14枚フルスチールのハーフ歯のピストンに、ガイドを噛ませて全長を合わせます。
ガイドは3Dプリンターで作っていますので、かなり頑丈かと思います。
シリンダーはエア漏れしていたので、漏れ加工をして位置合わせします。
バレルの長さ・ピストンの後退量を計算してスプリングをチョイスします。
あまり短いスプリングだと暴れるので出来るだけ長めのスプリングを使います。
次にチャンバーです。
A&Kよりは遙かに精度が出せるチャンバーです。
外していきます。
ノーマルバレルは650mmもあるので、509mmに変更します。
押しゴムも直径3mmにて調整
完成したら、一端メカボックスとチャンバーで合いを確認した後に組んでいきます。
モーターは今回はUFCのハイスピードモーターです。
7.4vではマルイのEG1000程度ですが、11.1vで回すと化ける奴ですw
0.2gで95m/s前後で合わせて、7.4vでも11.1vでも良いレスポンスで撃てるようになりました。
この手のカスタムは非常に手間がかかるので、ご注文頂いても少し時間がかかる場合があるので、お早めにw