
今回はいろいろと噂されているロシアのボルトアクションスナイパーライフルであるSV98がスノーウルフより割と安く出たので、調整していきます。
ロシアには有名なドラグノフがあるのですが、実はこのドラグノフは長距離ではなく、中距離狙撃銃で、米軍のマークスマンと同じカテゴリとなります。
そこで長距離も必要と言う事で開発されたのが、SV98です。
ロシア大好きサムポールタイプストックで、樹脂と木製が存在するとか、、弾薬はおなじみ7.62mm54弾の他に、なんと7.62mm51や338などもあると言う・・・

箱には、分割されて入っていますので、意外とコンパクトです。
レシーバーは樹脂製ですが、なぜ緑・・・以前なんかのサイトで、SVDのリアルウッドは夜間眼鏡でみると光るから樹脂にした!って記事を読んだことがあります。
この緑もそういった工夫がある・・・って木製レシーバーもあるみたいやし・・・よく解りませんねw
機関部は、L96系にそっくりで、BB弾のルートもエスカレート式です。
ただ、今までのエスカレート式に比べて樹脂がしっかりしていますね。AY製なんて、少し強くネジを締めると割れる・・・
エスカレーター式の最大の欠点の一つ!それは普通にシリンダーを抜くことが出来ないので、メンテナンスが非常にやりにくいw
このBB弾をチャンバーに送るパーツが付いているので、そのまま抜けないwまた、マルイ製は、このパーツのクリップが割れて外れる。
チャンバーです。
真ん中分割式ではなく、2ピースの縦分割ですね。
ちなみにここまでバラす時のほとんどのネジが緩いw
コア部分です。
ホップがマルイ系L96と同じ下からのダイヤル式なので、こういった形状になっています。
バレル長はなんか中途半端な518mmです。
ちなみにノーマルでの試射は40m地点での着弾が右に2mほどズレています。
パッキンが3発しか撃ってないのですが、えぐれている?ってかあきらかに成型が悪いw
今回は、MapleLeaf製の470mmを使ってみます。
パッキンもMapleLeafの硬度60を使用します。
インナーバレルとチャンバーに若干のガタがあるので、シールで調整して、少し削ってセンターを出します。
エスカレーター式の2つめの欠点であるBB弾のシリンダー側への逆流ですが、デカいピンで防ぐようにしています。
シリンダー側のBB弾が逆流するとかなり分解しないと撮れないです。
こういった欠点があるので、あまり使われなくなりましたね。
マガジンの位置をリアルな位置にセットできると言う利点はあるのですが・・・
何回かアウターバレルに入れて、調整していきます。
まだ1回目ですので、個体差なのが仕様なのかは解らないですが、ネジが緩い・バレルとチャンバーの合いが悪いと言うのがあります。
ホップの掛かりがわるいのも押しゴムを交換して調整します。
シリンダーはアルミ製で、ピストンやガイドは樹脂製です。
初速はノーマルで0.2gにて87m/程度でした。
この辺りは初速を調整していきます。
ここまで、組み込んで、一応完成です。
あとは実射しながら調整していきます。