LCT EBB系にTITAN

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!今回は、LCTのEBBにTITANはつくか?とのご質問が多かったので、ブログにしました。結果としてはある条件でつける事が出来ます。

色々と未発達のEBBシステムですが、バランスが悪いだけで全体の作りが悪い訳ではありません。
QDスプリングになっているのですが、スプリング長はみじかいですね。
スパーギアとセクターギアを見てもらえばわかると思うのですが、ものすごいトルク型ギアです。これをハイトルクモーターで回すので、7.4vでのサイクルは8発/s程度とかなりもっさりしております。

ピストンとヘッドの間に2mmのガイドを噛ませてギアの当たりを調整しているのですが、実はこのギアでは、TITANはつける事が出来ません。                        その理由は、スパーギアと接触するギアがピストンに接触するギアと同じ大きさだからです。TITANはセクターのピストンギアを光センサーで感知して制御していますので、このギアで回すとエラーにはならない物の動きがおかしくなります。
エアノズルの気密漏れが酷いので、Oリング付きに交換します。長さは同じですので、特に加工は必要ありません。
ver3用のTITANを装着します。
メカボックスにより、少し削らないと上手く入らない場合がありますが、セクターギアの軸受けとの間隔を出来るだけ同じにして組み込みます。
今回は、100:300のヘリカルトルクギアを使用します。
ヘリカルとはギアが斜めになっており、通常の縦よりも接触面積が大きいのでより強い力でも破損しにくいギアです。ただし、接触面積が大きいので、当然音が大きくなるのと、あまりハイスピード系には合わないかと思います。
仮組ですが、注意点は、ピストンの歯がハーフなので、セクターギアとのかみ合わせを上手く合わせてないと、ピストンが左右にぶれる場合があります。後は、普通に組めば良いかと・・・

結論なのですが、このピストンはカーボンスチール製となっていますが、削り出しでは無いので、リコイルユニットを引っ張るフックがめちゃくちゃ弱いです。少しでも、リコイルユニットが戻り切る前に、ピストンが引き出すとフックがへし折れる可能性があります。

ですので、あまりサイクルを上げるとこが出来ません。また、プリコック機能なども考えたのですが、その場合、ボルトがピストンと連動していますので、ボルトオープン状態で停止するので、これもなんだかな~って感じになります。今考えているのは、少し雑なのですが、フックを切断してそこに、穴を開けてステンレスのネジを埋め込みこれをフック代わりにすると言う方法です。上手くいけばもう少しレスポンスを上げるとこが可能になる予定です。