VFC製 BCM GBBR 調整

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
今回もVFC製のガスガンを調整します。
その名もBCM!細身のハンドガードや立ったグリップなどおしゃれ感満載のガスライフルです。
しかし!性能が非常に残念な個体が多く手を加えないと駄目ってのがよくあります。

某ショップでカスタム済みを購入したらしく、将来のCo2マガジンに備えて、N-PAS化と調整の依頼を受けました。
ちなみに初速を計ると・・・でしたww

いつ見てもおしゃれなロゴや。
ハンドガードを外すには、根本の上にあるネジを左右両方外すと前方へ抜けるので、簡単です。

一度外しているので、ここもさほど力入れずに外れました。

VFC製のチャンバーですね。
まだ真鍮の純正バレルが付いています。

で!だ!
パッキンを下半分削っているのですが、かなり雑!しかもパッキンノーマルか・・・

ボルト側はノズルをかさ上げされており、要は「躓きホップ」対策かと。
延長されたノズルゆえ、BB弾がうまくチャンバーに送り込まれない為、削ったと言う事ですね。
ちなみに試射時にホップはあまり掛からず、ホップを強くすると少し掛かるのですが、初速が劇落ちになりました。

チャンバーはこんな感じです。
アームは削って加工されていますね。

アームも写真右方上がり・・・

確認したのですが、BB弾の位置が舞えすぎて、BB弾の頂点ぐらいにアームが掛かる感じです。
そらホップ掛からんわなww

かさ上げを外した状態です。
普通に適正ですよね。
なぜ躓きホップと思ったのか聞いてみたいところです。

パッキンはmapleleafにして、アームを再加工して組み込みました。


続いてボルトです。
こちらは416系に見られるボルトで比較的簡単に分解可能です。

ノズルには416のv3刻印があります。

フローティングバルブは同じ形状なので、N-PASに交換します。

VFCは構造上バルブが回転しないようにしているので、N-PAS化することは正義なのです!
バルブを精密ドライバーで抑えて、調整する手間が掛からないのが非常にありがたい!
加工自体はこれで終わりで、跡は試射しながら調整して完了です。
Xで賑わっている躓きホップの画像が見たい・・・