
本日は、Bear Paw Production ORSIS T-5000M Tacticalの調整をしていきたいと思います。
このライフルは、ロシア連邦で採用されているスナイパーライフルです。
ただ使用弾薬は、7.62や338ラプアなど、自国製では無いところが特徴です。
ロシアと言えば、SVDですが、SVDは射程600mの中距離用で、こちらは1500m以上を想定しているライフルとなりカテゴリーが違います。
ストックは折りたたみ式で、右側に折りたたみます。
ボルトも干渉しない位置に定着する形です。
また、チークピースとストック長をダイヤルで調整が可能となっております。
変ながたつきなどもありません。
バレルはフロートが入っており、軽量化と放熱性に貢献しています。
マズルは338ラプア系でよくみる形状です。
ボルトもフロートが入っており、グリップかかなり立てっています。
グリップが立っていると片手での保持がしやすい為、最近のAR等も立っているグリップが流行ですね。
ハンドガードは肉抜き処理されており、軽量化されています。
任意の場所にレールアダプターを付ける事が可能です。
マガジンの給弾口は前方型で、ルート式給弾となっています。
装弾数は、50発で、ルートに26発入ります。
ボルトは、この辺りまで引くことが可能です。
セフティー機構があり、ハンドルをしっかりと元に戻さないとトリガーが引けないようになっています。
初速は0.25gでこの程度です。
もう少し欲しい所ですね。
セキュリティレバーは、ボルト後方に付いており結構しっかりしてますので、勝手に動くことは無いかと思います。
分解ですが、ロアのカバーを外して、6本のネジを抜いて前方にハンドカードを抜きます。
あと、ロアとバレルを連結しているネジも外します。
ボルトアクションお約束の、トリガー後方のネジを外します。
ロアが外れ、ルートが見えてきます。
リリースレバーが付いており、弾抜きも可能です。
ルートを外していきます。
特に変わった所はありません。
リリースレバーが飛び出してきたりも無く、簡単に外れます。
ただ、ルート自体の樹脂は弱そうですので、ネジの締めすぎ等は注意が必要ですね。
アウターバレルはネジ式なっており、固定ネジを外して回すと、チャンバーを抜くことが出来ます。
そしてなんと!このチャンバー見たことあるぞw
MK13と同じですね。
製造元解っちゃいましたねw
真ん中程度に、スペーサーが付いています。
アームと押しゴム(樹脂製)です。
ホップアームがこのアームを押して、ホップが係ります。
調整は小さいマイナスのネジで行います。
グリスでデロッデロになっているパッキンです。
専用となっており、通常のガス系より1.5mm程度長いです。
調整次第では使うことは可能です。
長さは、534mmのアルミ製です。
高級なんで、もう少しよい素材を使っても良いかとは思いますね。
真鍮製で、アーチ除棄&、入り口加工したバレルとノーマルパッキンを合わせて使います。
私の理論では、バレル内の上の部分にBB弾が接触しながら加速していくと考えていますので、それに合わせて調整します。
液体パッキンでエア漏れを防止します。
このパッキン結構スカスカです。
続いて押しゴムをニトリル系のゴムに交換します。
続いて、ボルトを抜くのですが、ピン脱落防止がありますので、このイモネジを緩めておきます。
ピンもスチール製
スパイラルボルトが抜けました。
MK13の用に付け足しで延長はしていないです。
こらちもスチール製。
中身です。
スプリングは中細タイプで、ピストンはアルミ製です。
クリーニングしてこのまま組み込むと初速が高かったので、調整して少し落とします。
BB弾の保持に遊びが、少しあったため、オリジナルのアームを作り、少し手前にホップの突起が出るようにしました。
アウターバレルはがたつき防止の為に、シールテープを巻いてクリアランスを確保します。
これで完成となります。
基本的にはARCHWICK MK13 mod7と中身は同じですので、施工はしやすいですが、分解に少し手間取りますね。
あと、ノンホップよりホップを少し掛けた方が初速が上がります。
アルミ等も多様されており、見た目以上に軽いです。(それでも4.6kg)依託せずに立射もできるので、浪漫溢れますね。
個人的にも欲しい一丁です。
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