今回は二次大戦のドイツ軍ボルトアクションの傑作kar98を調整します。
色々なメーカーから出ていますが、今回はARES製のエアコキです。
今回の依頼はDXバージョンだったか化粧箱入りの奴ですね。
化粧箱は、樹脂製となっています。
高級感ありますね。
本体は油紙で包んでおり雰囲気があります。
リアルウッドで少し赤みの掛かった色合いになっています。
この辺りは個人の好みですね。
98kのKはクルツの意味なので短銃身なのですが、それなりに長いです。
マガジンの周りが弾丸の形状になっており、雰囲気を出しています。
これをトリガー前のカバー外して下から入れる感じになります。
初速は、0.25gで80m/s前後なのですが、ホップを掛けると極端に初速が下がります。
分解手順は、どのメーカーも大体同じです。
まず、フロント周りから外します。
・板バネ
・クリーニングロッド
この辺りを外すと、連結パーツが前方へスライドします。
ARESは板バネが実際に機能しておりテンションが掛かっていますので、物によってはかなり硬い場合があります。
また、スリングベルトリングですが、ここも個体によりタイトな物があり前方へスライドさせる場合にウッドに傷が入る場合があります。
トリガーユニットを外します。
前後にネジがあるので外します。
サイドにあるネジを外します。
ウッドで良くあるのですが、このモデルも穴位置がズレており、無理矢理入れているので少しネジか舐めているのと銃身に変な負荷が掛かっていました。
これを外すと銃身一式が上方へ抜けます。
次にこのネジ左右を外すと銃身単体が外れます。
チャンバーユニットが飛び出してきます。
少し面白い構造で、このチャンバーはスプリング圧により前後に大きく動きます。
1.ボルトを後退させる
2.銃身もボルトの後退にある程度の位置までついて行き、後退仕切ったところにある給弾ルートより弾を給弾します。
3.ボルトを全身させると、ノズルがチャンバーに入り、弾がチャンバーに装填される。
4.同時にチャンバー自体も全身して当初に位置に戻る。
何故こうしたかと言うと、多分ですが、給弾ルートを長くしたく無かったのではと思います。
この動きにより、ホップ調整に使うイモネジを緩め過ぎるとアウターバレルに衝突してチャンバーが後退せず、弾がボルトの前に落ちて閉鎖不良になりますので注意。
チャンバー構造は基本的に、ARESのストライカー式に似ています。
またチャンバー内で1mm近く弾が遊びます。
アームは樹脂で直接パッキンを押すタイプです。
アームに付いているスプリングの溝にスプリングは入っていません。
バレル長は535mmとかなり長いので420mmの短いバレルに交換します。
またピストンも圧縮漏れが酷くOリングが仕事をしていませんでした。
二回りぐらい大きいOリングに交換しました。
ボルトを閉鎖したときに、ホップ調整窓とホップの六角の位置がずれているので、シリンダーヘッドとシリンダーの間にOリングを噛ましてボルトをかさ増しして調整しました。
圧縮もしっかりと掛かっています。
ネジの先端部分が舐めていたので、カットして、ウッドの穴を調整してあまり銃身に負荷が掛からないようにしました。
ネジの↑にあるアームですが、黒いのがノーマル。グレーっぽいのがオリジナルアームです。
課題である、弾の遊びを無くし、パッキンとアームの間にはニトリルのゴムを噛ませるように作りました。
アームを何回か作り直して、0.25gで84m/s前後に調整し、まっすぐ飛ぶようになりました。
ウッドストックの場合、加工時の公差等で、結構銃身やフレームの負荷が掛かっている場合があるので、そこを削ったりして修正するだけでそれなりに弾道が良くなります。
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