ARES製 RDB 電動ガン EFCS搭載

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こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
みんな大好きプルバップことARES製のRDBです。
このモデルは私も所有していますが、非常に残念な点が一点あり、それは、オリジナルチャンバーの品質の悪さです。
給弾口が非常に広く、弾詰まりが多発します。そこも改善しながら少し弄っていきます。

ハンドガードを外した状態です。
ハンドガードはピン1本抜くと外れますが、ピンが結構キツいので、ポンチ等使えば楽に抜くことが出来ます。

結構低めな初速ですね。0.2gです。箱だしではチョット・・・って感じです。

分解方法としては、ポンチで抜けるピンが2本とフレームを挟んでいる六角ネジと、テンションのみで付いているマガジンキャッチを外します。


フレームピンを抜くとアッパーが外れるので、そのままバレル周りも抜くことが出来ます。
このオレンジ色のチャンバーがオリジナル設計

QDスプリングですので、この状態でスプリング交換が可能。ただし53ぐらいしか出てないので、スプリング交換しても大して変わらないと思います。

マガジンキャッチは手で広げて斜め下に外せます。

ネジの長さは3種類ありますので、覚えておきましょう。

フレームを割った状態です。
グリップ下にマイナスドライバーが附属しているのですが、これはホップ調整に給弾口から差して行います。ダイヤルをマイナスで無理矢理回します。
トリガーはステッチで、セレクターはマグネット関知となっており、トリガープルを調整することも可能です。

メカボックスははめ込んでいる状態です。
いつものARESって感じですね。

反対側に基盤があり、ネジ4本で止まっているので先に外しておきます。
中には半田が甘く外れる物もありますので、注意が必要です。

モーターは無印の貧弱モーターで、モーター配線が長いです。たぶん他の銃にも使える用な長さ設定なのかと

基盤を外すとものすごくすっきりしたメカボックスになります。
ARESは基本的に、8mmの軸受けを使用し、ベヘルにだけベアリングを使用しています。
ちなみに見て解る用にいくつかのネジは緩んでいます。

ネジをはず前にスプリングを抜きます。
ガイドが暴れるのを禦ぐネジを外し、六角で抜くことが出来ます。

スプリングはカットされた状態の物が入っています。
短いですね~

チャージングハンドルのロッドを突き刺す為の追加パーツが附属しているので、忘れないように。

中身です。
よく見る18:1のギアに白系のグリス、そして吹っ飛ぶ逆転防止ラッチ・・・飛ばないですね。v2だと確実に飛びますw

モーターは手前が+です。

なんでこうなったと思わされる軸受け・・・・当然交換します。
ベアリングは普通ですが、RDBのみ通常の軸受けが汚いです。なんでやろ?

4個とも異形!

セクターギアの歯が微妙にモーターホルダーに干渉していますので、削ります。

削れた跡です。この程度の干渉だとギア破損はないと思いますが、異音とギアロックの恐れはありますので、対処するべき所です。

軽く削り飛ばします。
フライスを使っていますが、リューターでも十分削ることが可能です。

新しい軸受けを接着してグリスは拭き取ります。

今回モーターはZCのハイトルク/ハイスピードを使用します。
たまに飛んでも無い個体がありますが、基本的には優秀
2vで15~20分ぐらい慣らしをします。

ここからシム調整をしながら各パーツを調整していきます。
初速が低かった原因はピストンの圧縮漏れでOリングを交換したら解消しました。
エアノズルは圧縮漏れ無し。

仮組みしたら、直接モーターを回してチェックします。


続いてチャンバー、このイモネジを外すとアウターバレルから外れます。

見てわかると思いますが、パッキンの耳部分が見えている状態です。
これは給弾口が大きいために露出しており、BB弾が耳を巻き込んで給弾されれば弾詰まりが起きます。


結構くっきりとはみ出ていますw
同メーカーのXClassも少し出ているのですが、ココまででは無い。

はみ出ている部分を塞ぐ形のパーツを作り、接着します。
これをすることにより、かなり弾詰まりは軽減されます。
ここまですると、結構優秀な銃に生まれ変わります。