VFC製 T91アサルトライフル GBBR 調整

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
今回は、主に台湾軍が使用しているT91アサルトライフルをVFCがGBBR化した物を調整します。
T91はAR18をベースにしたライフルで、基本的には416系統になります。
ショートストロークピストン式と、レシーバー内完結ボルトが特徴で、セレクターはセフティー・セミ・バースト・フルの4種類あります。

元々は86式?だったかの改良版なので、古い感じの所が残る。
特にストック!3ポジションで、米国のXM時代を沸騰させるストックが目立つ。
グリップはフィンガーチャンル付きだが、細身で、A2グリップより握り安い。

フロント周りは、M-ロック化されて近代改修感があり、URG-Iを沸騰させますね。

ハイダーは独自設計なのか、円柱形排出口も見えます。

刻印は、中華民国用となっています。

面白いのがこのセレクター。
上にも下にも回せて、セフティーからセミ、セフティーからフルが簡単に切り替えられる。
89式もこうあるべきだ!ww

ストックは少し古い感じがするのだが、作りはしっかりとしている。
スリングポイントがw

まずは、このネジを外します。
大きめのマイナスで回すと、それほど力入れずに回ります。

続いて先端にあるこの六角。これも普通に外れます。

そして上にある六角を4カ所外します。これでハンドガードの上側が外れます。

そして、レシーバーとロアハンドガードを固定しているイモネジを外すと、ハンドガードの下側が外れます。

で抜き取ったチャンバーです。
一昔前のダイヤル式で、ハンドガードの下からマイナスドライバー等で回します。
パッキンで圧着されているので、結構硬いです。

バレルはアルミになっていますが、他のメーカーより肉厚になっているのが、少し救い。
パッキンはVFC純正の少し硬いパッキンが入っています。
チャンバー等は、特に変更はないですね。

切り口の大きいバレルです。
パッキンのみ交換してこのまま組み込んでみます。

アームは金属だったので、2mm削って、1mmのゴム板を挟みました。


この状態で、最近X等で聞く、躓きホップを確認したのですが、躓きホップではありませんでした。
どの個体なんだろね~

で!試射したのですが、右の曲がる症状が改善されなかったので、ステンレスでバレル長を延長した物に交換!
改善されましたので、スライスの原意はバレルにあったみたいです。

ノッカー周りはV3化されており、ハンマーなどもスチールです。
豪華ですね~

ボルトですが、AR18式の物かと思っていたら、普通のAR15用が入っていました。
MCX作っているんだから、簡単に作れた気がするのですがねw

ノズルを外すには、このネジと左右にあるイモネジ、横から貫通しているピンを外す必要があり、若干面倒くさいです。

結構ネジロック剤が使われているので慎重に外しましょう。
イモネジなんか途中で折れたりしたら・・・

VFCは標準でN-PASが付いているのですが、これは付いておりません。
ですので、追加で付けます。
近い将来Co2マガジンの為に・・・・

このN-PASを交換して元に戻して完了です。
T91は、ショートピストンの為、M4より7mm高いレシーバーとなっていて、それでいて少し古い(アンビではない等)感じと、Mロックやセレクターなど最新の装備を組み合わせたまさに、台湾のURG-Iだと思います。
全体的にバランスが取れており、実際にみると格好いいんですよ!!