VFC製 AVALON CALIBUR カービン

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
個人的に大好きなVFCからサバゲー用に最初からカスタムされたブランド「AVALON」のCALIBUR(カリバー)をカスタムします。
HK416をゲーム用にカスタマイズされたモデルでノーマルで0.2g 7.4vで、初速90m/s サイクル15発/s前後で、FET搭載。バレルも6.03mmステンレス精密バレル、操作系がアンビと至れり尽くせりです。
今回は、ラグナロクに良く来て頂いているお客様よりお預かりしてカスタムします。
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グリップは細身で持ちやすく、トリガーガードが大型化、フィンガーポジションも付いて、セレクターはアンビ、マガジンキャッチもアンビで、右側が丸系から四角形に変更されています。

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ハンドガードは、三面キーモッドなのですが、先端がレールになっており、光学機器の取付が容易にでき、手を添える辺りはキーモッドで持ちやすくなっています。
416系ですので、トップが少し高いのが特徴
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マガジンリリースは今までは、円系のものでしたが、さらに押しやすく形状変更をしてきました。
トリガーはストレートで、慣れレで使い安いです。

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バラしていきます。
分解方法はM4と同じなので割愛します。
シリンダーは赤のアルミ製です。
アルミは放熱性と加工性と軽さが売りなのですが、音が大きいのがデメリットでしょうか。

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メカボックスです。
8mmのベアリング軸受けが付いています。他のメーカーよりは耐久力があります。
右側にあるパーツはボルトストップのパーツです。

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中身です。
トリガー下にFETがあり、ギアもVFCの刻印入りです。
中身は綺麗なほうかと思います。
個人的にはタペットプレートの形状が好きで、ハイレスポンス化しやすい形状をしています。

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今回は、タイタンを組み込むので全て外してクリーニングします。
軸受けもメタルの8mmに交換します。

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VFCのメカボックスは、少し圧入する感じで軸受けが綺麗に入りますので、接着剤等は不要です。

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ピストンの合いをチェックしています。
ピストンはZC製をチョイスして、加工後に、ガイドとヘッドを付けて位置を合わせていきます。

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今回はシリンダーをステンレス製に交換します。
アルミはやはりうるさいのでww
シリンダー一つでもチェックしていきましょう。メカボックスに入る位置で、シリンダーヘッドのクリアランスを確認しないと給弾不良の原因になります。
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次にもっとも重要なギア⇒ピストン⇒タペットプレートの調整です。
想定したレスポンスに合わせて調整していきます。
ギアは12:1を使用します。
ここの調整を怠るといろいろいとトラブルが発生しますw

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スパーギアに多めのグリスを付けて何回かギアを回します。
するとグリスの形状でセクターギアとのクリアランスを確認することが出来ます。

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何回か調整できたら組み立てていきます。
メカボックスはQDなのですが、レシーバーが対応してないので、初速調整もイメージします。

タイタンは細かい設定ができ、それをスマホやPC上でできるのが良いですね。
ただ、人によっては不必要な項目も多いので、どのような銃に仕上げたいかで電子トリガー等は考えれば良いかと思います。