ようやく触れる時が来ました!
S&Tの一〇〇式機関短銃!公には海軍空挺用に用いられたイメージが強いですが、本来は陸軍も超期待していた機関銃です。
残念ながら生産数が少なく、弾薬も不足していたため、殆どの部隊には回らず、また持っていたとしても8個弾倉(240発)が標準装備となっており、7発/秒と言う連射速度から考えると明らかに弾薬不足
しかし、1500mを狙える照門・二脚・着剣可能と言う浪漫に満ちあふれた銃であることには違い無い。
鉄と木の無骨なデザインです。改修三型と言う事なので、初期型となり生産数が非常に少ないモデルを作っています。
弾薬も最終的に8mm×22を使用したので、廃棄ポートも小さい。
ワンピース構造の銃床はリアルウッドで、比較的傷も少ない感じ。
ボルトは小さく引くとバネの反発はあるが、少し引っかかりがある感じ。
ホップはダイヤル式で、ボルトを後退させて行う。
ロック機構は当然ない!
照門は、50m刻みの最大600mまで、ちなみに実銃の有効射程は150m
色剥げ等は可動部には当たり前の用にあります。
脚を立てて、弾倉を差すとこんな感じ。
漢心をくすぐるフォルムですね。
後期型は空挺時に簡単に分解ができる用になっていましたが、初期型はそんなものは無い!
バッテリーは銃床に入ります。
このネジはダミーで押すと外れるようになっています。
こう言った所はS&Tの優しさ
0.2gと7.4vのバッテリーでこの程度なので、ノーマルでも普通に使えると言うか、今の電動ガンのスタンダードですね。
マガジンはこのクリップを下げることで外せます。
分解ですが、まずはこのレバーを転回すると抜けます。
銃床の下にあるネジを外していきます。
上側も。
木製銃床を使っている銃は、大体下2本上1本程度で上下が分解できる仕様になっていますね。
ネジのガイドが付いていますので、外します。
これを外さないと配線が抜けません。
ロアを外した状態です。
非常に単純な構造となっています。
トリガースイッチで直接モーターを回す。
マガジン挿入口の板を外します。
先ほど抜いたピンより後部パーツ等抜きます。
2本のネジを外して、ボルトのスプリングとストッパーを外します。
こんな感じです。
スプリングはテンションが少し弱い感じがしますが、構造上仕方ないかもです。
ボルトを引いて、メカボックスとチャンバーを連結しているネジ(下側)を外します。
二脚を含めバレルに付いているパーツ全部外していきます。
メカボックスを後方へ引いて下に抜きます。
特に必要は無いのですが、ボルトハンドルのネジは下から止まっています。
ボルトを外してボルトカバーを抜くとチャンバーは後方から抜けますが、バレル周りを外していると前方から抜けるのでそちらの方が楽です。
先端には14mm逆ネジが切っているので、色々付けれますね。
スプリングはQDになっていて、取り出しは比較的簡単ですが、メカボックスを取り出さずに行うには少し面倒かも。
メカボックス内部です。
非常に単純ですね。
タペットは最初からカットされており、ディレイヤーも付いています。
ギアはよく見る18:1で、うっすらと変色したのか最初からなのかわからないグリスが塗られています。
昔よりはマシ・・・・
タペットはver3互換かと思います。
タペットの完全オリジナルは本当に困るので、互換はありがたいですね。
続いてチャンバーです。
イモネジを外すとダイヤルが前方に外れます。
ポップの突起量は最初から結構大きいですね。
若干センターよりズレています。
インナーバレルはイモネジの2点止めとなっており、結構やっかいな仕様
バレルは真鍮っぽく見せているアルミです。
バレルは真鍮製にして長さが良いのがないので、カットして作ります。
パッキンはmapleleafに交換して調整。
メカボックス内も調整して、ノズルの位置確認です。
この状態で色々と確認できるメカボックスは優秀w
続いてトリガーです。
単純にマイクロスイッチを押しているだけのシンプル仕様となります。
海外製の物は、容量と言うよりぶっ壊れやすいイメージがありますね。
このスイッチZCから出ていたような記憶が
配線出口ですが、マイクロスイッチの接点が金属に触れそうだったので、フライスで削つて距離を空けて液体パッキンを被せておきます。
今回の使用は、GATEのnano hardと内部はほぼ交換した状態ですが、あまりサイクルが早すぎても駄目なので、7.4vで20発/秒程度に調整しました。