G&G ARP556 2.0カスタム

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
本日はG&G製のARP556 2.0をカスタムします。
この銃は、以前はメタルボディの機種でしたが、CMシリーズの樹脂シリーズに変更になりました。
そのため、「格下げ」だとか「廉価」だとか言われたりしてますが、サイズから考慮したゲームユーザー向けに特価した軽量verになったと思えば、悪くはないです。

ハンドガードかMロックtypeになり、強化樹脂の軽量verとなっています。
CMの刻印が少しあれですが・・・

ストックはクレーンタイプで、後方のこのレバーで伸ばす事が出来ます。


バッテリー交換時などで、ストックを抜く場合は、このレバーを90度回すことにより外すことが出来ます。

90度回すと、ここが展開でき、そのまま引っこ抜けます。


7.4vと0.2gの弾での結果です。
まあ普通にゲームで使える感じですよね。

分解方法は特に、特別な事はなく、通常に分解していきます。
アンビ等ではないので簡単な分類ですね。
メカボックスはG2が使われてるのですが、疑似ボルトやボルトストップ機構はオミットさせているverみたいですね。


モーターは、残念な18Kが入っています。
海外製だとここが25k等の場合があり、JPバージョンの残念な所かもしれません。

メカボックスです。刻印はG2 Gen2となっており、G2に比べて、色々と省かれています。


封印シールは無事なので、分解はされてない見たいです。

今回は、GATEのTITANを入れて、それをハイスピードギアとモーターで回す為、色々と調整します。


まず、このG2メカボックスの特徴として、スパーギアの軸受けの所が、盛り上がっており、通常の軸受けを付けるとキツすぎてギアが回りません。
これは、このG2とクライタックのメカボックス共通の非常に面倒くさい所です。
ハイサイクルを狙うにはどうしても、ベアリング軸受けだと、耐久性に問題あるので、メタルに交換したいのですが、ポン付けができません。


まずは、ピストンレールを少し研磨します。
引っかかりが無い場合は不要です。

続いて、スパーギアの突起をフライスで削除します。
このまま、フライスで溝を付けても良いのですが、今回はスパーギアを加工します。

12:1のスパーギアの角を削るのはギアノイズ低減の処置で、軸周りを旋盤で削って、シム調整できるようにします。


シリンダーはステンレスの加速用に交換します。
これも旋盤で少し短くしています。
そのままだと、シリンダーヘッドより出ている場合があり、そうなるとタペットプレートの最大後退量の妨げになり、給弾不良の原因となります。
アルミシリンダーは放熱性は良いのですが、すれる音が大きいので、ステンレスにすることで消音効果にもなります。

TITANを乗せるに当たり、この部分もフライスで削ります。
基板が浮いちゃうので

ピストンもスチールギアにて、全体を調整します。
結構忘れている人が多いのですが、セクターギアとタペットプレートのクリアランスは結構大切です。


11.1v 1300maでこの程度のサイクルです。
チャンバーやバレル・パッキンも交換しており、ノンポップよりホップを掛ける方が初速が上がります。
短いバレルにM90以上のスプリングを組む際には、気を付けないと駄目なポイントですね。

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