G&G製 SR30

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
今回はG&GのSR30をカスタムします。
SR30は、その名の通り、ナイツ社のストナーライフルでショートバレル化したモデルです。
そしてなりより「30」の意味は7.62mm口径を使うと言う意味です。
7.62mmでもNATO弾の7.62×51弾ではなく、M4マグにはいる用に設計された7.62×35の300ブラックアウト弾を使用します。
この弾薬は5.56よりも高威力で総段数も近い保持が出来、尚且つサプレッサー使用時用の亜音速弾も想定する忙しい弾薬です。

SR30のレシーバーです。
SR16系に近い感じがしますね。
特徴は、えぐれたセレクターとボルトリリースボタンです。
セレクターは右で保持するときに邪魔にならないように短くするのでは無く薄くする事で解決しています。


URX4の8.5インチハンドガード!
まあ普通のMロックにQDスイベルが付いています。
個人的にですが、今はフェローコンセプトの2ポイントスリングを使用しているのですが、スイッチや携帯性を考えると、レシーバ根本とハンドカードの根本にポイントがあるのが使いやすい感じですね。

アイアンサイトです。
シンプルなのですが、覗きやすいです。

フロントサイトです。
ナイツの刻印入り

基本的にはチャージングハンドル意外はアンビ仕様です。


ストックはショートバレルにしては少し重厚感があるタイプで、細めのスティックバッテリーなら収納可能です。

ストックチューブにはG&GならではのFETがありここにバッテリーを入れるのは少し手間。

メカボックスは高級志向のG2か入っています。
このメカボックスは色々と通常のver2に比べて手間が掛かります。

セレクターの凹凸はこんな感じなので覚えておきましょう。

反対側。こちらは間違うことはほぼないですが、反対側は逆に入れたりして絶望を味わった方も居るかと思います。

ボルトリリースレバーですが、通常タイプでは無く、レバーが曲がっていますので、メカボックスと同時に外す必要があります。
閉じるときに忘れないように。後からでは入らないかと思います。

何度もいいますが、イカ製と全くよく似たG2メカボックス

中身ですが、まあ見慣れたver2といった感じです。
このモデルはマガジンを抜くと通電しなくなるギミックがありますので、試射の時に忘れないようにw


ピストンレールの所だけ少し磨きます。
あとは特に目立ったバリもないですね。

8mmのメタル軸受けに交換します。
以前、イカのトライデントですが、ベアリング軸受けのままにしていたら、結構早い段階でベアリングが飛田してきた事があり純正のベアリング軸受けはあまり信用していません。
ただベアリング軸受けの方がかなり抵抗は低いです。

シム調整中に発見したのですが、スパーギアが、右下の出っ張りに接触していたので、削りました。
逆転防止ラッチの所もかなりカツカツ

ピストンはフル金属なのですが、ヘッドがなぜか前方吸気タイプが入っているのがこのG2メカボックスの特徴ですね。
前方吸気タイプは、それに合わせたエアノズル(先端の下が少し欠けてる感じのやつ)等のしておかないと、オーバーランしたり速射した時に、バレル内にBB弾があると、陰圧が掛かりBB弾が減速します。

G&Gのピストンは左右に突起があり純正のピストンヘッドを保持していますので、突起はカットします。

次に加速シリンダーの窓が下に向けられているので、これを側面に買えます。
性能的には変わらないと思うのですが、下に向けて空気を吐き出すのはなんか・・・って感じなのでw

こんな感じですね。
ついでに気密もチェックしておきます。

基本的にギアはノーマルを加工して調整します。
この状態で手でギアを回して、イメージ通りに各セッションが稼働するかチェックしていきます。
G&Gの場合は、センサーでは無くまだスイッチなので、位置がずれているとカットオフが作動しなかったりします。

そして、日本製は封印されているQDガイドを、通常タイプに戻します。
これだけでメンテナンス製は飛躍的に向上します。
なんで封印しているのかは不明ですね。(そもそもレシーバーがQDに対応してないので、QDでスプリング抜くにしてもレシーバーからメカボックスを外す必要がある)

これで11.1v仕様で、サイクルは29発前後、0.25gのBB弾で83m/s前後の初速に設定しました。