DoubleBELL Lee-enfield No.1 MKⅢ

こんにちは、香川県の電動ガン・エアガンショップ、MASTERS-ECの店長です!
今回はDoubleBELLより発売されたLee-enfieldのリアルカートエアーコッキングを触ります。
前モデルでkar98が合ったのですが、弾道がまあ酷いのなんのってw
当時は工具が無かったので触らなかったのですが、今回は少し触って見ます。


弾倉式なのですが、ボルトオーブン状態で上から装填することも可能です。
この辺りは浪漫の塊!

ボルトは挽く場合は軽いですが、押すときにスプリングを圧縮しますので、少し重くなります。
ガスならこの辺りも軽くなります。

で、いきなり分解していきます。
まずその辺りのネジを外して逝くと、大体銃先や上方部分が外れていきます。

でフレーム下のネジとか外すと下のフレームも外れます。
この辺りはこの手のものは大体同じかんじなので、さほど難しくは無いですね。

ボルトアクションの場合は基本的な所は同じなのですが、このモデルはコッキングビースは可動しません。


チャンバーを外すには、左右のマイナスネジとピンを抜きます。
この状態でも結構上下に動くのでロアフレームに依託している感じですね。

バレル周りは、このピン2本を外します。

右にあるのは、ホップアップシステムです!
バレルの上に穴が空いており、そこにカバーを被せてベアリングをイモネジが押してホップを掛ける感じです。
個体差があるのかはわかりませんが、この個体はホップゼロで結構な鬼ホップでした。


バレルの途中でホップがあるのでいわゆる「つまずきホップ」仕様です。
kar98よりはマシではありますが、加速中にBB弾が障害物に当たるので、どこに飛んでいくかはわかりませんね

チャンバーが無ければ、カートはそのまま前方へ動きます。
見えるイモネジはホップ調整のネジです。

ノーマルバレルですが、オリジナル品ですので、当然サードパーティーはないです。

旋盤で削って、合わせた上に、GBB用のパッキンを付け、それを覆うガイド&ホップの押しゴムのお仕事をするインサートを作りました。
ちなみに29個目です。。。

ボルトを外すときは、このストッパーのネジを外します。

抜くとこんな状態です。
フロント周りはワンピースものなので、スプリング等交換する時は、リアのピンを抜く感じですかね。

で、色々調整した結果!「カートの精度に依存」するところが多いですね。
まず、奥まで押し込むと、Oリングの影響で、BB弾を均一に解除しないのでいろんな所に飛びます。
ですので、カートよりBB弾が少し出ている状態にするのが比較的安定します。
今回は試作と言う事で、0.25gで色々テストしたのですが、上記の状態で撃つと比較的まっすぐ飛ぶようにはなったのですが、BB弾の入れ方によっては色々な飛び方をします。
やはりカートでの安定射撃は難しいですね。
次回はもう少しバレルの削り方を変えて試して見ますが、安定は難しいカモですねw
まあそれなりに飛べばサバゲーでも使える!ハズ